今日の一冊は、絵本ではなく、絵本屋さんの本です。
東京目黒にちいさな、それはちいさな「ニジノ絵本屋」という名前の絵本専門店があります。
お店の真ん中に無謀にもテーブルが置いてあります。そして、イスまで置いてあります。ちいさな絵本屋さんですから人が座ると奥へと行くことができません。
というくらいのお店です。
この絵本屋さんにはファンがいっぱいです。
いつも、まあるい眼鏡をかけて、帽子をかぶっているかわいらし女性がオーナーです。
彼女が本を書きました。
僕は本を読んでみました。
この女性は、周りの人たちを巻き込む天才なのではないでしょうか。
タイトル:ニジノ絵本屋さんの本
文:いしいあや
イラスト:小林由季
出版社:西日本出版社
この本を読んでも笑い転げたりはしません。
この本を読んでもさほど感動はしません。
この本を読んでも特に泣いたりはしません。
この本を読んでも教養は身に付きません。
でも、なんだか、何かを始めたくなります。
もしかすると、この本は、働くことの意味を考える「新しい働き方の本」かもしれません。
和和
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