昨日は神保町の絵本専門店ブックハウスカフェさんで「わわさんの庭。」第2回目の大人のための絵本の読み聞かせを開催することができました。ご来場いただいた皆様、そして偶然その場に居合わせて、フラッと寄っていただいた方々、ありがとうございました。
ゆったりとした居心地の良いフィールドを皆さんに作っていただき感謝です。
さて、今日ご紹介する絵本は、昨日の読み聞かせでも読んだ一冊です。
タイトル:ちょうちょ
文:江國香織
絵:松田奈那子
出版社:白泉社
絵本を読む時ついつい文字ばかりを追ってしまうことがあります。
この絵本は、まず、絵だけを眺めてみてください。
それから、江國さんの文と一緒に味わってください。
僕のおすすめの楽しみ方です。
松田さんの独特の色彩。江國さんのみずみずしい言葉。
絵本の中に引き込まれていきます。
ちょうちょは、ふわふわとゆったりと舞っています。
その情景は、楽し気で自由で気ままに見えます。
ちいさく、かよわく、はかなげに見えるちょうちょですが、実はとても強いのかもしれません。どこでも好きなところを楽し気に舞うことができるのですから。
もし、ちょうちょだとしたら、自由にどこでも舞うことができるとしたら・・・・ちょっと想像してみると・・・どんな情景が見えますか?何か聞こえますか?どんな感覚なんでしょうか?
おすすめの対象:ちょうちょみたいに飛んでみたい私、人からいろいろ言われるのが嫌な私、自由に世界を飛び回りたい私、でも自分で決断するのが苦手な私、人に決めてもらったことをするのは楽だけどと思う私、わたしはわたしと思う私、一歩踏み出したい私
和和
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